里地・里山の保全を応援
里地里山とは、原生的な自然と都市との中間に位置し、集落とそれを取り巻く二次林、それらと混在する農地、ため池、草原などで構成される地域です。農林業などに伴うさまざま人間の働きかけを通じて環境が形成・維持されてきました。里地里山は、特有の生物の生息・生育環境として、また、食料や木材など自然資源の供給、良好な景観、文化の伝承の観点からも重要な地域です。しかし、里地里山の多くは人口の減少や高齢化の進行、産業構造の変化により、里山林や野草地などの利用を通じた自然資源の循環が少なくなることで、大きな環境変化を受け、里地里山における生物多様性は、質と量の両面から劣化が懸念されています。青森県での里地里山保全活動は土地改良区に所属する農業従事者を中心に一般に「保全隊」と呼ばれる組織があり、それを支援する個人、団体の協力を得て行われています。
こどもの環境教育を支援
豊かな自然環境を守り、私たちの子孫に引き継いでいくためには、エネルギーの効率的な利用など環境への負荷が少なく持続可能な社会を構築することが大切です。そのためには、国民が様々な機会を通じて環境問題について学習し、自主的・積極的に環境保全活動に取り組んでいくことが重要であり、特に、21世紀を担う子どもたちへの環境教育は極めて重要な意義を有しています。私たちは細越ホタルの里の会様が実施している泉川小学校こどもホタレンジャーの活動を支援しこどもへの環境教育を実践しています。泉川小学校こどもホタレンジャーは2016年の活動は「環境大臣賞」を受賞し東京での授賞式に参加し当社も帯同しました。
地元のボランティアを積極的に実施
ステークホルダー(利害関係者)である地域住民の利益を実現するため、積極的に地域ボランティアに参加しています。